循環式サステナブルブラスト工法

循環式サステナブルブラスト工法の特徴

循環式サステナブルブラスト工法とは、従来のブラスト工法と比較して、廃棄物が大幅に削減できる工法です。研削材を硬質なステンレスカットワイヤーを使用することで、研削材と剥離した塗膜片の回収、選別が可能となり、今まで廃棄していた研削材を再度使用することで、廃棄物の削減、廃棄物の輸送コストを削減し、工期短縮につながる工法です。また、粉塵の発生を大幅に削減できるため作業環境の改善が可能です。現代社会が目指す持続可能社会の構築を担う工法であると言えます

ステンレスカットワイヤー


耐食性に優れた研削材で、800回の再生が可能。
ステンレス製のため、錆びに強く母材へのもらい錆を
防ぎます。
材質:SUS430
形状:円柱
サイズ:0.8㎜
硬度:328(Hv)
嵩比重:7.8g/㎤

研削材にステンレスカットワイヤーを使用することで研削材の粉砕を防ぎ、作業環境が大幅に改善します。

サンドブラスト工法(従来の方法)

循環式サステナブルブラスト工法

施工の様子が動画で確認できます。

こちらをクリック(Youtube 約30秒)

 

詳しい資料はこちらをご確認ください。クリックするとPDFが開きます

 


施工実績


(循環式サステナブルブラスト施工時の風景。手前の2径間がその3、奥の2径間がその2)

○工事概要
仙台市水道局発注 広瀬川水管橋塗装替工事その2・その3
工事期間:令和2年10月28日~令和4年10月31日
総施工面積:9,520㎡ (※その2・その3の合計施工面積)
備考:塗膜にPCB含有

循環式サステナブルブラスト工法施工風景